噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
彼女が立ち去った後、シュンとなる私に晴弥が一言。

「あーしか言いようなかったんだって。タツから呼び出されてさ、食堂行ったらブータンいるし。

スタッフ近くにいたから適当にあしらって、ブータンとこ行ったんだぜ?」

「え…タツが?」

「そ。可愛いモデルとランチ中!至急、集合!来なかったら、この後の仕事すっぽかすとか意味不明のメール来てさー」

えっ?

あれって、ブログの更新じゃ…なかったんだ。









「そろそろブータンのトコ戻ろーとしてたのに、何だよーって思ってたら

…いた」

晴弥はニコニコ笑って、私の頭を軽くなでる。








う…

ヤバい。

抱きつきたいっ!








でも、

ここで抱きついたら…

今度は、頭突きでもされちゃう…?

あは。







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