噂の彼の甘い罠2アイドルと秘密の恋愛
ひゃ…百年恋してくれてたんですかぁっ!?

呆れられてる最中でも、そこを確認したい私。

でもでも、今それを聞いたら、確実にど突かれちゃうーっ!





「シャワー浴びて寝よーっと。ブータンは学校だろ?

ちゃんと勉強してこいよ」

晴弥はそう言って、リビングから出て行った。

…うわぁ。

晴弥が今起きてたのは、

早起きでも何でもなく。

ただ、寝る場所がなかったからなんだ。










がーん

原因は自分でありながら、早起きだねっとか、とんだ勘違いだよぉ。

晴弥、怒ってた?

怒ってたよね。

う…

自己嫌悪。









あ。

だけど

今のリビング去り際の晴弥、

ちょっと口角上がってたよね。









怒ってても

素敵っ。









また、家に帰ったら

晴弥がいる!

学校行ってすぐ帰って来よう。










お母さんと一緒で…

学校行って帰って来たら

晴弥の機嫌も

なおってますよーに。






晴弥ぁ

行って来まーす!






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