Not Forgiven?
「うん」
「もうっ!!
ちーちゃん、今度からそういう時は僕に電話してよっ」
「だって由稀授業中じゃない」
「大丈夫。
ちーちゃんからの電話やメールは授業中でも音鳴るように設定してるから」
「それじゃあ余計にかけられないね」
私の答えが不満なのか、膨れっ面の由稀。
相変わらずトゲトゲツンツンしてるリューク。
まだ何やらぶつぶつ呟いている稜ちゃん。
そんな様子に、どこを微笑ましく思っているのか謎だがニコニコ見守る慶ちゃん。
そして、今遅めの夕飯を作っている私。