ハーフベターな恋
決意
私は息をのむ。
決意した。
もう迷わない。
ゆっくりと先生に近づく。
先生の目の前まで近づくと私は立ち止まり、先生の目をじっと見て言った。
「私が好きなのは先生。奏でも光でもない。私が今、誰よりも愛しているの先生だよ。」
突然の告白に先生は目を丸くして黙っていた。
未来も驚いて言葉を失っている。
私は先生にニコっと微笑むと、クルっと先生に背を向けて歩き出す。
先生も未来もまだ固まったままだ。
メニュー
決意