ハーフベターな恋
「ほら!先生は気付いてなかったかもしれないけど、私と先生があからさまに話してないせいで、クラスで変な噂流れてたんだよ?先生と私が・・付き合ってるって。今は、奏との噂でだいぶ薄れたけど。」
「・・・・。」
「だから、やっぱり特別扱い?・・ちょっと違うかもしれないけど・・とにかくそういうのは良くないと思うの!」
そう・・。
光のことがなくても、私と先生は教師と生徒。
特別扱いなんてありえない。
「奏にも・・ちゃんと言うから・・。2学期からは、私も奏も先生もちゃんとあるべき関係に戻ろう?先生と私はただの教師と生徒。私と奏はただの友だち。」
そして、未来の方をチラリと見て言った。
「私の恋人は、光。」