ハーフベターな恋
「ごめん・・。ごめんね?みんなごめん・・・。もうツライからって逃げたりしないから・・。大事なことも隠さない・・・。」
私はあふれ出る涙を、止めることが出来ないまま真っ直ぐ亜里沙を見る。
「私、亜里沙のことが好き。本当は親友でいたい。ずっと・・・・。」
私の言葉に亜里沙は微笑んで、頭を撫でた。
「よしよし。じゃあ、親友でいてあげよう!その代わり、荷物は半分こだからね?私が背負っているものも半分持つ覚悟はちゃんと持ってよ?!」
亜里沙の言葉に私は、吹き出した。
「・・・了解。」
ねぇ、光?
私のワガママを許して?
亜里沙と、一緒にいたい・・・・。