ハーフベターな恋
「今日はこのへんでお手伝いいいですか?すっかり暗くなっちゃたし・・。ごめんなさい・・・。それじゃ。」
私は勢いよく、部屋を飛び出そうとした。
けど、わたしの動きよりも先生の動きの方が断然早くて・・。
私の体は先生の腕の中につかまってしまった。
「先生・・。離してください・・。」
私は、やっとの思いで声を絞り出した。
「やだ・・。」
先生の声に私の切なさが込み上げてくる。
「からかわないでください!!」
「俺は本気だ!!」
先生の腕がよりいっそう私の体を締め付ける。