ハーフベターな恋
先生の言葉に私は手足をジタバタさせる。
すると先生はまたクックッと笑い出し、戸惑う私に優しく口づけをした。
私は一瞬で大人しくなった。
先生のキスは私にだけ効果のある一番の魔法。
「恐がんなくても、今手ぇ出したりしねぇから。なんだかんだ言っても俺はおまえの担任だし、さすがに学校はヤバイからな。」
先生の言葉に私はほっとしたような、がっかりしたような・・・。
やっぱり私は、先生よりまだまだ子どもだな・・・。