ハーフベターな恋


「光・・・。」







先生がようやく沈黙を破り、重たい口を開き始める。







「俺・・・おまえのこと好きだった・・・。今でも大事な弟であることに変わりはない。血の繋がりはなくても・・・。」







先生は前を向いたまま、繋いだ私の手をギュッと握りしめる。







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