ハーフベターな恋
「今日からこのクラスの担任をする、南 政人(ミナミ マサト)だ。1年間よろしくな!」
先生が話してる最中も女子の目はハートマークだった。
男子も信じられないような顔をして先生を見ている。
まぁ、確かにカッコイイもんねぇ。
私には、光がいるから関係ないけど。
光が死んでからの、私の口癖。
『私には光がいるから・・・。』
都合のいい言葉かもしれないけど、そう思わなきゃ私は生きていけなかった・・。
私には光がいると思えたからこそ、他に誰もいなくてもいいと思えた。