イジワル王子に恋して
そろっと
ドアを開けるとベッドに圭くんが寝てる。


しかも
裸…


彩子はベッドに近付いて
そこに座った。


「電気つけっぱなしだし…」

服は床に投げ捨ててある。

ごみ箱に無造作に捨ててある処理物に
泣きそうになった。


圭くんは年上で…

やっぱり
彩子より大人で…


キスなんかで
浮かれてた自分が悔しくなった。
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