イジワル王子に恋して
「圭。」
食事の後、
廊下で田中に呼び止められた。
「…。」
「俺、彩子ちゃんの事…好きになってもいい?」
キスまでしといて
今更だ。
「ふざけんな。彩子は俺が好きなんだよ。」
「彩子ちゃん…泣いてたよ。圭のせいだろ?」
確かに
俺は彩子への
結論を引き延ばしにしていた。
だけど
それでもあいつはずっとついてきてた。
それが当たり前だった。
「もうやめたいって…そう言ってたよ。」
食事の後、
廊下で田中に呼び止められた。
「…。」
「俺、彩子ちゃんの事…好きになってもいい?」
キスまでしといて
今更だ。
「ふざけんな。彩子は俺が好きなんだよ。」
「彩子ちゃん…泣いてたよ。圭のせいだろ?」
確かに
俺は彩子への
結論を引き延ばしにしていた。
だけど
それでもあいつはずっとついてきてた。
それが当たり前だった。
「もうやめたいって…そう言ってたよ。」