総長様とお姫様
「ちょっと!!最後まで聞いてよ!」
家中に響くんじゃないかってぐらいの大きな声を出して直弥を睨みつける。
「鼓膜破れんだろボケ!!」
「あんたが悪いのよ!!」
「俺のどこが悪いってんだ!あ?」
「全部よ!全部!」
「うっせ!ハゲ!てめぇの…「直弥!お前、口のきき方気をつけろ」
そう言って直弥の頭を新聞紙の丸めた物で叩くのは2個上の兄。
悠葵。
パパとママがアメリカに行ってる間あたしたちを面倒見てくれてるお兄ちゃん。
「…たく。お前喧嘩もいいけどたまには仲良くしろ。」
お兄ちゃんは呆れた顔をしながらあたしたちを横目で見る。
「姉貴が悪ぃんだし。」
「…はぁ!?」
直弥の一言で思わず閉じてた口を開くあたしに直弥は問題発言をした。
「姉貴が俺に向かって居なくなれって言いやがったんだ。」
その一言でその場の雰囲気が凍りつく。
「……華菜…お前そんな事言ったんか…?」
さっきとは全然違って真剣な表情を向けるお兄ちゃん。
家中に響くんじゃないかってぐらいの大きな声を出して直弥を睨みつける。
「鼓膜破れんだろボケ!!」
「あんたが悪いのよ!!」
「俺のどこが悪いってんだ!あ?」
「全部よ!全部!」
「うっせ!ハゲ!てめぇの…「直弥!お前、口のきき方気をつけろ」
そう言って直弥の頭を新聞紙の丸めた物で叩くのは2個上の兄。
悠葵。
パパとママがアメリカに行ってる間あたしたちを面倒見てくれてるお兄ちゃん。
「…たく。お前喧嘩もいいけどたまには仲良くしろ。」
お兄ちゃんは呆れた顔をしながらあたしたちを横目で見る。
「姉貴が悪ぃんだし。」
「…はぁ!?」
直弥の一言で思わず閉じてた口を開くあたしに直弥は問題発言をした。
「姉貴が俺に向かって居なくなれって言いやがったんだ。」
その一言でその場の雰囲気が凍りつく。
「……華菜…お前そんな事言ったんか…?」
さっきとは全然違って真剣な表情を向けるお兄ちゃん。