シャーベット

しばらくして、待ち合わせのことに気づいて走って行った。

「ごめーーん!!!」

「あのん!何してたの??」

「イヤ、、、ちょっと。。。」

「あのんに、電話もしたしメエルもしたんだけど、、、」

「えっ?うそ・・・うわっ!」

「まっいいよ! 行こ!!!」

「うん。。。」


れいから、着信と受信が、それぞれ10回位きていた。

あたし、ずっと櫻井のこと考えてた、、、。

だって、あの冷たくて無愛想でウザかった櫻井が、、、優しく、、、。


やっぱ、お年寄りだったから?? でも、優しくしていたのはびっくり。。。

意外と、、、イイ人、、、なのかな、、、。


「、、、あのーん?? あーのーん」

「、、、えっ?? あっ! どした??」

「どしたって・・・どしたはこっちのセリフだお。。。大丈夫?さっきっからボーっとして。」

「えっ、、、」

「具合悪い??」

「ううん!全然! ちょっと考え事してて。。。ごめんね☆」

「そっか、、、ならイイけど。。。具合悪いんだったら言ってよ??」

「はいはい! ほら!行こっ!!!」

「うん。。。じゃあ、、プリでも撮りに行っちゃいますぅ~?!」

「行っちゃいますかぁ~!!!」

「「イぇーーイ!!!!!」」


それから、れいと遊びまくった☆

でも、櫻井のことが頭から離れることは。。。なかった。


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