ベストラブ
……


「…ッッ!!あみ!!」



気がついたら夏海は走り出していた…


むしょうに泣きたくなって、一目も気にせずに病院へと駆け込んでいた……




「ハアハア…!あみっ」




ガラガラ!!ッッ



勢いよくドアに手を当て、開けたドアの向こうには



あみの家族と心電図のピーーーー…と言う静まりかえった音だけが響き渡っていた……



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