ベストラブ
裕也をむかえに夏海は教室を出た。

空はピカピカに晴れていて外で食べるのにとても良さそう…。

その頃裕也はハルカの誘いを断るのに必死だった…。

『ねぇ。おねがい!!一緒に食べようよ!!』

「いや…だから今日は、」

するとハルカは怒った口調で言った。



『やっぱり夏海が良いんだよね!!ハルカの事は嫌いなんでしょ!』


「いや、そうじゃなくて…。」


『わかったぁ。じゃあそこ座って…。』

「?…」

『ハルカのお弁当味見してくれたら行っていいから…』

裕也は言われたとうりにした。

これが作戦とも知らずに…。

『おいしい?』

「おいしいよ。」

『じゃあもうひとつ食べて。。』

裕也は今度こそ行かせてもらえるように、大きなリアクションをした。

「すんげー!これすげ~うまいよ♪お前料理出来るんだな!!」

すると前に夏海が立っていた、、、

そう…夏海は運悪く今入って来てたのだ…。


< 23 / 136 >

この作品をシェア

pagetop