ベストラブ
目の前に裕也がいたからだ…。

「ゆーや…い、今なにした!?」


『チュウしたケド??』

「な!なんで!?」

動揺している夏海とは裏腹に落ち着いて言う裕也…。

『だって…スキだから?』


「だ!誰を!?」

『マダきずかないの?…お前だよ!!』

マダ信じられないような顔をしている夏海は…

「うそ…」

『嘘じゃねえ~』

そんな夏海は少しからかうように言ってみた。



「じゃあ夏海と付き合ってくれるんだ?」

少し沈黙になりながら裕也が言う。


『イイケド…お前はどうなんだよ?』

裕也の顔がいっきにピンク色になる…。


そんな裕也を見ながら夏海も赤くなって答えた。


「も~…。大スキだよ!!」

すると裕也はニッコリ笑う、裕也につられて夏海も笑う。



「うそー!!夢みてるみたぁい…ちょっと!引っ張ってみてよ!!」

そう言いながらほっぺたを指差す夏海、そうとう嬉しそうな顔をしている。同様に裕也も…。


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