ベストラブ
「かぃ…と?」


『えっ!!あぁ、……うん。そりゃオレ生意気だから!!』

ぎこちない言い方をする海斗を見ながら、言う。
「そっかあ。生意気だもんね海斗は。。!」



『そうだよ…。じゃあ、オレ寝るわ…。オヤスミ…』

そう言うと、海斗は自分の部屋へ入って行ってしまった…。



(海斗…?何か隠してる??)


これから起きる問題を、夏海は薄々感じ取っていたのか…。



海斗が夏海を『お姉ちゃん』と言えない理由は、ほかにあったから…


そう、

夏海には、絶対に言えないような…悲しい現実を…。


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