ベストラブ
「って…なんで裕也がそんな事しってんの!?」




『あぇ?ああ、河原に偶然通ったらお前らがいたって事。』




「だから知ってるのかぁ!!」




『うん!真実が分かってよかったぁ。。。何かスッキリしたわ!!』




「そう、よかった!!…」





真実…




ふと、海斗やお父さんが言ってた言葉が頭をよぎる…




(何…?真実って、本当の真実って何?…。

アタシと裕也の間に何があるの??

アタシと裕也が結婚したら、何かマズい事でもあるの??

アタシ達、小さい頃から一緒だったでしょ?
何にも知らない事なんて無いハズだよ…


何があるんだろ…

裕也に聞いてみた方が良い??)






『夏海…?』




「うぇあぅあえっっっ!!」




夏海はいきなり声がしたので自分でもビックリするくらいにビックリした…(笑)




『フフッ!!なに考えてたんだよ?』


裕也はニコニコしながら問う。



「えっ…いや、チョットね。」




『何だよ~教えろよお!!』



「えっ!?ああ、たいした事じゃないの。だから気にしないで!!…ほら、学校着いたし…。」




そう言うと夏海は学校の門に走って行った。。。



『…?』




『たいした事じゃ無かったら教えろよ、』




裕也は独り言を言うと、夏海の後を追いかけた。



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