ベストラブ
『さむっ…!!』



そう言うとあみは自分の肩を抱いた。


2人はそろそろ帰ることにして、デパートをあとにした。。。



「寒いね…、春はまだまだ遠いやあ…。」




夏海はマフラーを、まき直すと空を見上げた。。。



ちょうど今、
お日様は西に沈んだ頃…




夏海とあみは電車で家に帰るため、信号を待っていた…。



そう、
これがすべての…



悲劇の幕上げだった…。





ドックン…ドックン。



夏海の心臓はマタ暴れ出し、マタ胸騒ぎが始まった。。。




なに…?
この胸騒ぎ…
この嫌な感覚も、



信号が青になり、歩き出す。。。



この時…。
夏海の胸騒ぎはピークを達した…。





この時、

一分、イヤ…一秒、遅かったら…



アタシ達の未来は変わってたのかな…


何か変わってたのかな…?




未来は…、明るかったかな…??





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