ベストラブ
2人は歩きだし、並んで歩いた。





夏海は唇が乾いたためリップクリームを取り出そうとカバンを探った…




リップを見つけ出し、取り出そうとした瞬間…



手を滑らせてポロッとリップが手から離れた。。。


コロコロとリップは転がり、夏海はそれを拾おうと立ちどまり、しゃがんだ。。。



『どうしたの夏海…?』


「ゴメン、リップ落ちちゃって…」





あみも夏海の異変に気付き、数メートル先で立ち止まった………。




夏海がリップに手をかけた瞬間、



キキキキッー!!!!!ドンッ!




激しい音の後に鈍い音がした…。



< 93 / 136 >

この作品をシェア

pagetop