恋にきく魔法
「ねぇ芽衣、聞いた?」
「転校生のことー?」
「決まってんじゃん♪」
やっぱり希夜も気になるんだね…
興奮気味に希夜は目を輝かせる。
「すっごいイケメンらしいよー!?」
「ふ、ふーん……」
「……芽衣、興味ないんだね?」
なんでもわかっているからこそのあたしの冷ややかな反応に、希夜は寂しげに眉を下げる。
「あは、正直ね…」
「芽衣はなんにもしなくてもモテるもんね♪」
「はぁあっ!?」
あたしがお世辞に驚いていると、希夜は再び大騒ぎ軍団に戻っていった。
パンッ、パン。
担任の着席合図が飛ぶ。
みんなは未だにざわつきつつ、嫌々自分の席に着いた。
「みんなはもう知っているかもしれないが…転校生が来ている」
担任、植田の野太い声に男子も女子もフィーバー状態。
「転校生のことー?」
「決まってんじゃん♪」
やっぱり希夜も気になるんだね…
興奮気味に希夜は目を輝かせる。
「すっごいイケメンらしいよー!?」
「ふ、ふーん……」
「……芽衣、興味ないんだね?」
なんでもわかっているからこそのあたしの冷ややかな反応に、希夜は寂しげに眉を下げる。
「あは、正直ね…」
「芽衣はなんにもしなくてもモテるもんね♪」
「はぁあっ!?」
あたしがお世辞に驚いていると、希夜は再び大騒ぎ軍団に戻っていった。
パンッ、パン。
担任の着席合図が飛ぶ。
みんなは未だにざわつきつつ、嫌々自分の席に着いた。
「みんなはもう知っているかもしれないが…転校生が来ている」
担任、植田の野太い声に男子も女子もフィーバー状態。