100円のメロンパンの幸せ。
「ところで、芽琉?…さっさと赤津川さんに告白しなさいよ」


「何よ…いきなり」


「通い詰めるのも良いけど、貴方の気持ちが届く訳じゃないし…このままだと、他の女性に捕られちゃうわよ〜」


う…痛い所を突かれた。
確かに、そうなのだ…いつまでも赤津川さんが、独身という訳にはいかないだろう。

いずれは…好きな人が出来て…結婚ってことになったら、もう遅い!手遅れになる前になんとかしなければ…。


「でも…」


「メロンパンをサービスしてくれた御礼に、何処か食事に誘えば良いじゃないの」


ーそんなに上手く行くのかな?ー


とりあえず、母からアドバイスを貰ったことだし…頑張ってみようかな?



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