Dream☆スター
それからあたし達は、2人で一緒に居る事が多くなった
かっこよくてあたしだけに優しい瑠輝・・・
本当にあたしだけの王子さま・・・
瑠輝・・・あなたは今でもあたしだけの王子様ですか?
帰りの会が終わるといつも瑠輝の居る学年のクラスへあたしは行く、それを瑠輝はいつも待っていてくれる。
でも
また女の子だ・・・あたしが瑠輝に会いに行くと、いつも女の子達が瑠輝を囲んでいる。いつもの事なのに・・・それを見るたび瑠輝との距離を感じてしまう・・・・
今日はもう1人で帰ろうそう思った時
「姫乃!!」
え?・・・瑠輝?
どうやらドアの前に居たあたしに気づいたらしい
そして瑠輝はあたしの腕を掴んだ
「待って・・・一緒に帰るんじゃなかったの?」
そうだよ・・・一緒に帰りたかったでも
「女の子達はいいの?」
「ああ、あの子達は勝手に僕の周りに集まってきただけだから、姫乃が気にする必要なんて無いよ」