LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜

しぶしぶ家に戻って、愛しのハンバーガーを持って行くアタシ。


誠二に食べられる前に食べなくては!と、ハンバーガーを食べながら再びリビングに入っていく。


『…オイ、歩き食いすんな!オマエそれでも一応女だろ。』


ウルセー!!
アタシにおしとやかさを求めんな!そんなのを求めるのは彼女だけにしときやがれ!


誠二の小言を完全ムシして、ハンバーガーを食べながらキッチンに立つアタシ。


しょうがねぇから、この激辛エビチリを誠二の野郎に盛ってやるか。


ハンバーガーを食べながら、エビチリを温め直していると、アタシの横に立ってハンバーガーを奪う憎い男!


「ちょっと!アタシのハンバーガー奪うな!」


『うるせぇな。オマエのエビチリで悶絶させられる前に腹ごしらえしとくんだよ。』


ギャッ!
残りのハンバーガーを一口で平らげやがった!


< 12 / 428 >

この作品をシェア

pagetop