LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜
抱き枕ナツコ
誰っ???
「オイ…何で来ねぇんだ。抱き枕が無いとオレが眠れねぇだろうが。」
ウガー!!!
誠二のバカタレ迎えに来るなっ!!!
ん…??抱き枕???
なんじゃそら。
「あのさ…、抱き枕って??」
何となくイヤな予感…。
『オマエの事だろうが。』
ビンゴっ!!!
アタシの思った通りじゃねぇか!
「あのさ…、何でアタシが誠二の抱き枕までやんなきゃなんないの?そんなに抱き枕が欲しきゃ彼女でも呼びな!」
学校でラブシーン展開してたあの美女はどうした!あの子を呼べあの子をっ!
『今付き合ってるヤツはいねぇ。』
はっ?学校でキスかましてたのに??それじゃ何かい?キスしてた子は彼女じゃないのかい?
そーかいそーかいっ!相変わらずただれた生活してんねアンタ!
「相変わらずただれた生活してんね誠二。」
侮蔑するような目で見つめてやった。
『ただれてんじゃねぇ、オレがモテるだけだ。』
ンガッ!よくもぬけぬけとっ!嫌みな男だ!