LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜
『ナツ…マジでゴメンって。ちょっと見せろ。』
そう言ってアタシの長い髪をかき上げる誠二。
その瞬間ナゼか、この前見たラブシーンがフラッシュバックして来た。
ドキンッ!
『ゴメン、思いっきり歯形付いてる。しかも赤く充血してるな。』
悪かったと言って、歯形の付いたうなじをペロっと舐めた。
ビクッ!
「ちょっと~!!!何してんのよっ!」
『何って…消毒?』
何が消毒だ~!!!
オマエの方が毒なんだよっ!
オマエが消毒されろっ!
そう思う間も、何度もうなじの傷跡を舐める誠二。
その度にアタシの背中をゾクゾクとしたものが駆け上がる。
「やっ……ヤメテよっ!」
アタシの抗議など聞く耳を持たずに、もくもくと舐めたり口づけしたり、たまに吸ったりしている誠二。
ん?…吸う?
「ギャーっ!!何で吸ってんだよ!!バカ誠二!」