LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜


愛してるのたった一言が言えなくて、



押し寄せる感情を堪えるのに精一杯で、



アタシの瞳のフチには涙が溜まる。



そんなアタシを艶っぽくて切ない瞳で見つめると、



誠二が額にキスを落として来た、




まるで…


大丈夫だって宥めるように



だからアタシは涙を堪えて伝えた…



「愛…して…るッ。」



アタシが囁いた刹那、



誠二の動きが早さを増して



アタシの瞳のフチからは堪え切れない涙が零れた。




< 407 / 428 >

この作品をシェア

pagetop