LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜


次の日、目が覚めるとアタシの肩は赤く腫れていて、とりあえず寝起きの誠二に、ビンタをお見舞いしておいた。



『寝起きで殴るなんざ卑怯だろうが!』とかってブーブー文句を言っていたけど、完全にムシしておいた。



「誰のせいでこうなったと思ってんの?超スーパーウルトラミラクル痛いんですけど!」


『言い方が古い…。』


「…ウルセエ、10回ぐらい死んどけ。」


『悪りぃ悪りぃ。湿布貼ってやるから許せ。』


そして誠二がいそいそと持ってきた湿布を首筋に貼って貰う。


『クセェ…。』



……ブッコロス!!!



「誠二…、無臭の湿布持って来いや!!」


誠二が貼ったのはメントール湿布臭ムンムンのやつだった。


『スマンスマン、コレしかねぇんだ。我慢しろ。』


コイツ…いつか絶対に痔にしてやる!!!


誠二じゃなくて誠痔にしてやるっ!!!



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