LOVE☆LIFE 〜幼なじみレンアイ㊤〜
本当はぶっ飛ばしたい。
けれども…時間が勿体ないから今回は許してやろう。
ん?そうだ!
雅也なら誠二の好きな子を知っているだろうか?
コイツらは腐ってもフェロモンブラザーズ。きっと兄弟の契りを交わしちゃってるぐらい仲が良いハズ!
雅也に聞くのはウザいけど…、
本当の本当にウザいんだけど、時間短縮の為には仕方がない。
「あのさ、雅也に聞きたい事があんだけど。」
「おう、何だ何だ?恋の手ほどきか?ナツも遂にそういう気分になっちゃったか?何ならオレが直に、手取り足取り腰取り手ほどきしてやってもいいぞ!」
ウゼエーーー!
ウ・ゼ・エ!!!
思った通りの反応すんじゃねぇよ!このウザ男がっ!コレでコイツもモテモテなんだから、世の中の女子達の気が知れない。
「…ウザイからやっぱいいや。」
たまには鼻をヘシ折ってやらにゃあ。
「ナーツー。そう言う言い方はイケナイなぁ。本気でお仕置きしちゃうぞ〜。」
ウザーッス!
忘れてた…雅也はヘコたれない部類のフェロモン野郎だった。