私の席は変な席
フンフンフン~♪
今日は学校へ行くのがとーても楽しみっ。
なんでかって?
友達が出来たからッしょ!
あっちなみに名前は
木下雅美[きのした まさみ]って言うの。
彼氏いないんだって。私と同じー☆
フンフンフンフン~♪
「おはよッ利奈っ!」
 鼻歌歌ってると、雅美が来た。
「おーおはよっ。」
 雅美はすごくバカ。でも頭はいいの。
一緒にいると癒されそうだ☆

二人で学校へ行き、席に着いた。
「えー。昨日の席替えのことですが・・・」
 担任のおにぎり頭の話はつまらない。
いつものように聞き流していた
「不正行為があったためやり直します。」
 えっ!ビックリした。せっかく
隣になれたのにー。最悪・・・。
「離れちゃうかもねー。」
「うん・・・。雅美と離れたくないよー。」
 そしてくじを引いた。31番。
ふぅ。またビミョー。



決められた席へ行くと、ほらッ。
席もビミョーだった。
前、後ろ、斜めと知らない女子がいる。
しかもキャピキャピ系。うざっ。
こんなんだから友達が出来なかったんだね。
1人で反省しながら辺りを見回した。
やっぱ雅美とは離れちゃったなぁ。
隣は壁と・・・・誰もいない?
確かに机は有るけど人がいない。
「先生、私の隣は誰ですか?」
 先生に聞いてみた。
「あぁそこは転校生だ。ちなみに男。」
 おーっと。彼氏できるチャンスかも☆
楽しみだなぁ。
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