切恋
翼side
「ふふっ。」自分の席で1人、ニタニタしてる愛望を俺は見てた。
ほんと、飽きねぇわ。 そんな事を思いながら。
あの日、あの体育の日から俺は少しずつ愛望を目で追うようになっていた。
それも、特別な感情なんて何もなく、ただアイツが心配なだけ。
「翼、どぉしたの?最近・・・。冷たいよ」不安気な顔で俺の顔を覗きこむ由香。
「あぁ。何もないから。 それより、デート何処行く?」由香の思い、本当は気づいてる。 “あの日”から俺は由香との約束の為に・・・。
だから、由香は心配なんだろう。 でも、この先、きっと何があっても由香以外は無理だと思う。 あの日の約束も、由香自身の事も含めて、俺にとっての“女の子”は由香しか、居ないんだから。
「そっかぁ・・・。私、翼の家に、行きたいな」ニコッと笑い、俺に話しかける由香。
でも、“あの日”の約束なんて、永遠、であるわけ無い。
勿論、全てが絶対、ではなくて・・・。
これから、俺はその事に気づかされる事になる。
ほんと、飽きねぇわ。 そんな事を思いながら。
あの日、あの体育の日から俺は少しずつ愛望を目で追うようになっていた。
それも、特別な感情なんて何もなく、ただアイツが心配なだけ。
「翼、どぉしたの?最近・・・。冷たいよ」不安気な顔で俺の顔を覗きこむ由香。
「あぁ。何もないから。 それより、デート何処行く?」由香の思い、本当は気づいてる。 “あの日”から俺は由香との約束の為に・・・。
だから、由香は心配なんだろう。 でも、この先、きっと何があっても由香以外は無理だと思う。 あの日の約束も、由香自身の事も含めて、俺にとっての“女の子”は由香しか、居ないんだから。
「そっかぁ・・・。私、翼の家に、行きたいな」ニコッと笑い、俺に話しかける由香。
でも、“あの日”の約束なんて、永遠、であるわけ無い。
勿論、全てが絶対、ではなくて・・・。
これから、俺はその事に気づかされる事になる。