切恋
翼side
俺は、今この状況がイマイチ理解出来ていない。
と、言うのも数分前にクラスメイトが「メアド何?」って聞いてきたから。
ソイツとは仲悪ぃとかじゃねぇし、別にいいんだけど、俺は次の言葉に驚いた。
「頼むっ!愛望ちゃんの為にっ!!」は?何で愛望なんだよ。
とか、思いながらもメアドをあっさり教えた俺。
そして、ソレと交換条件の様に渡されたのは、1枚の紙。
紙の前には、「愛望のメアド」と大きく書かれている。
ハズい・・・。 それに、こんなの持ってたら、ぜってぇ愛望ファンの男子がこの紙を巡って争うに決まってる・・・。
可哀想に。 心でそう言って、俺は紙を開く。
そこには、可愛らしい文字でメアドが書いてあった。
きっと、愛望の手書きだろう。 女子特有の丸っこい文字。
俺は迷う事無く、愛望のメアドを登録した。
この時から、俺は自分の気持ちに嘘をついていたのかも、しれない。
と、言うのも数分前にクラスメイトが「メアド何?」って聞いてきたから。
ソイツとは仲悪ぃとかじゃねぇし、別にいいんだけど、俺は次の言葉に驚いた。
「頼むっ!愛望ちゃんの為にっ!!」は?何で愛望なんだよ。
とか、思いながらもメアドをあっさり教えた俺。
そして、ソレと交換条件の様に渡されたのは、1枚の紙。
紙の前には、「愛望のメアド」と大きく書かれている。
ハズい・・・。 それに、こんなの持ってたら、ぜってぇ愛望ファンの男子がこの紙を巡って争うに決まってる・・・。
可哀想に。 心でそう言って、俺は紙を開く。
そこには、可愛らしい文字でメアドが書いてあった。
きっと、愛望の手書きだろう。 女子特有の丸っこい文字。
俺は迷う事無く、愛望のメアドを登録した。
この時から、俺は自分の気持ちに嘘をついていたのかも、しれない。