切恋
翼side
途中から、愛望が帰った。 『馬鹿』。
そう、言い残して。
愛望は、目に涙を溜めて、俺に、由香に言ったんだ。
それから、梨菜も帰って、俺と由香2人だけになった。
「何する?」呑気な由香の声が、今はウザたくて・・・。
「俺、帰るわ。送る」訳も無く口から出た言葉。
由香は酷く驚いた顔をしたあと、何かを呟いた。
「やっぱり、あの子が好きなんだね」と。
そして、今。 俺は愛望を呼んで、俺の全てを話す。
アイツと居る間に、どんどん好きになってたんだ。
アイツの・・・。愛望の全部を。
だから、俺は、俺と由香の全てを話そうと思う。
そう、言い残して。
愛望は、目に涙を溜めて、俺に、由香に言ったんだ。
それから、梨菜も帰って、俺と由香2人だけになった。
「何する?」呑気な由香の声が、今はウザたくて・・・。
「俺、帰るわ。送る」訳も無く口から出た言葉。
由香は酷く驚いた顔をしたあと、何かを呟いた。
「やっぱり、あの子が好きなんだね」と。
そして、今。 俺は愛望を呼んで、俺の全てを話す。
アイツと居る間に、どんどん好きになってたんだ。
アイツの・・・。愛望の全部を。
だから、俺は、俺と由香の全てを話そうと思う。