切恋
《もしもし、由香ちゃん?今からrozeカフェに来れるかな?》
rozeカフェのテラスで確認の電話をするあたし。
由香ちゃんの返事は“いいよ”の1言。
ドキドキを抱えたまま、由香ちゃんはやって来た。
「愛望ちゃん!」ニコッと微笑んでこっちに向かって来る由香ちゃんは可愛いと言うよりは美人。
「ゴメンね?急に・・・」屈託のない、純粋な笑顔を見てると、何だか言葉が濁る。
「ううん。愛望ちゃんからのお誘いなんて、珍しいねぇ。
何か・・・。あったの?」椅子に座りながら、勘の鋭い由香ちゃんは、あたしに本当の事を言え、って言ってる気がして仕方ない。
「ぅん、ぇっとぉね?」次の言葉を出そうとしても、出ない。
由香ちゃんを、傷つけられない・・・。
rozeカフェのテラスで確認の電話をするあたし。
由香ちゃんの返事は“いいよ”の1言。
ドキドキを抱えたまま、由香ちゃんはやって来た。
「愛望ちゃん!」ニコッと微笑んでこっちに向かって来る由香ちゃんは可愛いと言うよりは美人。
「ゴメンね?急に・・・」屈託のない、純粋な笑顔を見てると、何だか言葉が濁る。
「ううん。愛望ちゃんからのお誘いなんて、珍しいねぇ。
何か・・・。あったの?」椅子に座りながら、勘の鋭い由香ちゃんは、あたしに本当の事を言え、って言ってる気がして仕方ない。
「ぅん、ぇっとぉね?」次の言葉を出そうとしても、出ない。
由香ちゃんを、傷つけられない・・・。