切恋
愛望side
学校にも大分慣れて来て、暑さが目立つこの季節。
ほんの少し前まで舞っていた桜は、もう無くて、今はピンク色の絨毯が辺り一体を埋め尽くしてる。 「愛望っ!何ボーっとしてんの?」笑いながらあたしのおでこをデコピンする梨菜。 「っ!いたぁーいっ!もぉっっ!」そう言って、梨菜を追いかける。 最近の所、なんだか落ち着かない、って言うか・・・。
梨菜を追いかけている途中、目に入った黒板に信じられない事が書いてた。
「梨菜ぁ!どぉしよっ!今日、体育あるっっ」今更気づいた今日の日課表。
黒板には、4限目体育、と書かれてる。
あたし、体育苦手なんだよなぁ・・・。 背、小さいし。
あたしの身長は149cm。 小学校高学年並みの大きさ。
こんな自分が嫌になる。「あーみっ!大丈夫だって☆」ピースサインをする梨菜。
梨菜は160cmくらいの長身。
「何が大丈夫なのぉ・・・」半泣きのあたしを梨菜は笑いながら、からかう。
ばかぁ・・・。
ほんの少し前まで舞っていた桜は、もう無くて、今はピンク色の絨毯が辺り一体を埋め尽くしてる。 「愛望っ!何ボーっとしてんの?」笑いながらあたしのおでこをデコピンする梨菜。 「っ!いたぁーいっ!もぉっっ!」そう言って、梨菜を追いかける。 最近の所、なんだか落ち着かない、って言うか・・・。
梨菜を追いかけている途中、目に入った黒板に信じられない事が書いてた。
「梨菜ぁ!どぉしよっ!今日、体育あるっっ」今更気づいた今日の日課表。
黒板には、4限目体育、と書かれてる。
あたし、体育苦手なんだよなぁ・・・。 背、小さいし。
あたしの身長は149cm。 小学校高学年並みの大きさ。
こんな自分が嫌になる。「あーみっ!大丈夫だって☆」ピースサインをする梨菜。
梨菜は160cmくらいの長身。
「何が大丈夫なのぉ・・・」半泣きのあたしを梨菜は笑いながら、からかう。
ばかぁ・・・。