ジュンちゃんへのレター


ずっと黙りこんでたごーくんが口を開いた


「ジュンさ・・さぁちゃんのとこなかなか行けなくて、超心配だっつってた」


「ふーん・・」


あの日以来、ジュンちゃんは一度も病室に来ていない
でもその方が嬉しい


こんな姿見られたくないもん・・


「なぁ、写メ撮んない?」


ごーくんはそう言って携帯を出す


「あっそれいい!さぁちゃんの様子見れば、絶対ジュン・・」

「やめて」


ミーちゃんの言葉を遮ってしまった

「私さぁ・・ジュンちゃんの辛そうな顔見たくないの。わかってるもん、今のこの姿見ればジュンちゃんは悲しむというより・・ね?」


ヤバイ・・・涙とまんないよ・・


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