ジュンちゃんへのレター

「さぁちゃん、わかる?」

涙でよくみえないけどえ、声でミーちゃんだってわかった


でも返事したくても痛さのほうがヒドくてどうにもならない


「みんな来たんだよ…」


ジュンちゃんも…?


ふとそんなことを考えた

「高校時代の先生に友達…」

ここまで言ってミーちゃんは泣き出した

そしてより強く手を握る


そっか…ジュンちゃんいないんだ…

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