ジュンちゃんへのレター


その時だった


誰かが側に来てバトンをとると、ものすごい勢いで走っていく


「ジュンちゃん・・?」


その後ろ姿を見てわかった


「さぁちゃん大丈夫??」


ミーちゃんが側に駆け寄る


もう結果は出たらしくゾロゾロと生徒たちが動き出していた


「ハァハァ・・大丈夫か・・?」


息を荒くしてジュンちゃんがやってきた


「ごめんね・・」


涙が出てくる


それに足首もさっきよりも痛い




< 8 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop