cherry
―2人の会話を聞いてしまったあたしは、言葉を失った。

そんな・・・

瞬と拓也が、あたしのことを好き・・・?

そんな、馬鹿な。

とにかく、あたしは信じられない想いと、複雑な想いでいっぱいだった。

こんなことなら、聞かなければ良かった。

でも、聞いてしまったものは、もう忘れることも出来ない。

あたしは、放心状態のまま、教室へ向かった。

< 167 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop