cherry
状況がつかめないあたしは、おろおろしてしまった。

「そ、それで・・・?」

澪が、おそるおそる聞いてきた。

これって、あたし・・・

話してもいいの?

迷っていると、

「早く!」

と、澪が少し怒り気味で言った。

話すしかないか・・・

そう思ったあたしは、また続きを話し始めた。

そして、最後まで話し終えると、澪が震え上がった。

「ちょっと、中断しよう!」

亜理紗が、澪をどこかに連れて行った。

澪は、すごく悲しそうな目をしていた。

なんで・・・?

あたし、何か悪いことした・・・?
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