cherry
「分かんないの・・・でも、いつの間にか目で追うようになったり、いつでもそのこと考えたりで・・・」

亜理紗は、黙って聞いている。

「拓也の笑った顔とか、すごい好きなの。あと、バスケしてる時が一番かっこいいんだぁ~」

「はぁ・・・咲良、相当拓也のこと好きなんだね。」

「そ、そんなことっ!」

恥ずかしくなって、目を逸らした。

すると、目線の先には笑っている拓也の姿が見えた。

思わず顔を赤らめた。

「ははっ!咲良、可愛い~!」

亜理紗がにやにやしながら、からかってきた。




< 179 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop