cherry
教室に戻ってからは、瞬とはなにもなかったかのように、普通に接していた。

まるで、友達に戻ったようだった。

そして、拓也とは相変わらず、ラブラブなわけで・・・

「ねえ。咲良って、クリスマスはやっぱり拓也と過ごすの?」

・・・えっ!?

「亜理紗・・・今、11月なんだけど。」

クリスマスなんて、まだまだ先の話じゃん。

「でも、今のうちから決めておくの!」

「はいはい・・・」

亜理紗は、変なところにうるさいんだから。

「で、咲良は、拓也と過ごすの?」

「う~ん。過ごしたいよ。」

「ふ~ん。」

ふ~ん。って・・・

そっちから、聞いてきたくせに!



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