cherry
「あ~、澪は論外だから!」

「え~、それひどいって!澪に言っちゃおう~!」

「えっ!?ちょっと、それはやめろよ~!」

そう言って、瞬が追いかけてくる。

自然と、あたしと瞬は一緒に帰ることになった。

それにしても、瞬はなんでいつもあたしの考えてることが分かるんだろう・・・?

「咲良ちゃん、顔に出やすいから・・・」

瞬が、ぼそっと答えた。

「えっ!?あたし顔に出やすいの?

 しかも、なんでまたあたしの考えてることが分かるの!?」

「ふっ!ほんとに咲良ちゃんは、おもしろいなぁ~!」

「えっ!なんで~?」

「あはは~!」

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