cherry
―ぎゃはは~。

次の日、あたしは教室へ向かうと、予想どうりあたしの席の周りには人だかりができていた。

クラスのほとんどの、男子と女子が集まっている。

拓也の前は瞬だから、よけい人が集まっていた。

・・・座れないんだけど。

仕方なく、あたしは澪の席に行った。

「みぉぉぉ~!」

「おはよぉ、咲良。どうしたの?」

澪が尋ねてくる。

「あれだよ、あれっ」

あきれながらあたしは、自分の席の方を指差す。





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