cherry
パンを加えながら、家を飛び出たあたしは急いで駅へ向かった。

駅につくなり、誰かが呼んでる声がした。

「咲良~!こっちこっち!」

声がする方を見ると、亜理紗が手招きをしていた。

“寺崎亜理紗”

あたしとは、正反対のしっかり者。

あたしの中学の時からの大親友なんだ。

「ちょっと、咲良!遅いじゃないの!」

はぁ~、亜理紗はほんとに厳しいんだよねぇ~・・・

「ごめん、ごめん。」

「はぁ~、しょうがないねぇ・・・じゃあ、早く行くよ!」

「うん!」





< 4 / 218 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop