cherry
「ちょっと、あたしトイレ言ってくるわ・・・」

そういって、足早に澪は教室から出て行った。

「咲良。さっきのことは気にするな。」

そう言って、瞬は澪の後を追うように、走って行ってしまった。

残された女子は、気まずそうに自分の席に戻っていった。

あたし、なにか悪いことした・・・?

頭の中は、疑問だらけで全てが分からない。

何かが崩れていくような気がした―。


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