cherry
着いていかれた先は、体育館裏。

「橋本さん。この間、瞬と拓也とは関わるなっていったはずなのに、分かってないようね。」

リーダーらしき人物がそう言った。

「なんのことでしょうか?」

あたしは、とぼけ続けるつもりだ。

「てめぇ・・・!ふざけてんじゃねーぞ!?」

あたしの言い方がムカついたのか、向こうはかなりキレ始めた。

えっ・・・やばい。

5対1だし、暴力でも振るわれたら勝ち目がない。

どうしよう・・・

そんなあたしの考えを悟ったかのように、1人があたしの首元のブラウスをつかんだ。

あたしは、必死でもがくけど、あとの4人が押さえつけてくる。

怖い・・・誰か助けて!!!
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