cherry
はぁ~・・・

やっと、亜理紗に言われたことの意味が分かった。

こんなことなら、自分の気持ちに、もっと早く気づいていればよかった。

咲良は、まだ返事を出していないみたいだけど、俺はこれからどうしていけばいいんだ・・・?

俺は、また亜理紗に相談した。

なんやかんや言いながら、いつも正確なアドバイスをくれるのは亜理紗だ。

「亜理紗・・・」

「やっぱり拓也か。来ると思ってたわよ。」

またしても、俺の行動は、亜理紗に見通されていた。

「瞬が咲良に告ったことでしょ?」

「そうだ。俺は・・・これからどうしていけばいいんだよ!?」

半ば投げやりな気持ちで、亜理紗に尋ねた。

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