下僕主とツンデレ超えた召喚物
「すげえな、どんな攻撃からも守んのか?」
「君に敵意を持ったモノならば、物理も魔法も弾き返す。守るだけでは壁は崩れるからな。弾くことにより、相手にもダメージを与えられる。防御は最大の攻撃にもなるからな。
俺は大砲。君は要塞。崩れることない鉄壁であり、負けることなどまずないだろうな」
三回戦目もこの調子でいけば余裕だと言う奴に俺は言うべきことがあったんだが。
「もうすぐ帰れる。死闘ともおさらばだ、後少しの辛抱でな」
真顔で言われちまって俺は何も言えなかった。
優しすぎるラグナ。
言えるわけねえよ、あんなことを。